M&Aトラックを対象とする投資ファンド「トラックファンド」を運用するリアライズコーポレーション(東京都港区)は25日、滋賀中央信用金庫(滋賀県近江八幡市)と顧客紹介業務の提携契約を結んだと発表した。
トラックファンドは、大型トラック車両などを投資対象としており、投資期間が短く、円建ての国内運用のため為替の影響を受けないなどの特徴がある。投資家の間では、安定的な投資が可能な金融商品として知られるようになってきた。
また、同社は同ファンドを利用して、運送会社が必要なときにだけトラックを借りられる「R.リース」も手掛けている。運送会社にとっては、車両を保有しないため、財務改善や事業拡大につながるなどのメリットがあり、利用企業は年々増えている。
同社はさらなる利用促進に向け、地域金融機関とのパートナーシップの拡充を進めている。滋賀中央信用金庫では、投資先を求める顧客や運送会社などへの提案力を強化するため、新たな金融商品やサービスを探していた。
今後、両社はトラックファンドとR.リースを介して、顧客の紹介で提携する。
これまで同社と提携した金融機関からは、「従来にない新たなソリューション提案ができる」「地域活性や地元企業の支援につながる公共性の高い金融商品」との声が寄せられているという。
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