認証・表彰国土交通省中部運輸局は25日、三重県多気町の商業リゾート施設「VISON(ヴィソン)」内を運行する自動運転EV「MiCa(ミカ)」について、道路運送車両法に基づき、運転者を必要としない自動運転車(レベル4)として認可したと発表した。今後、道路交通法に基づく許可が得られれば、自動運転による移動サービスが可能になる。
MiCaはエストニアのAuve Tech(オーブテック)が開発した自動運転レベル4対応の自動運転EVで、ソフトバンクの子会社、BOLDLY(ボードリー)と提携して日本仕様モデルを開発。昨年、海外企業が開発したハンドルがない自動運転車両として、日本初のナンバープレートを取得した。
BOLDLYは、日本での自動運転車の普及を目指して昨年度、多気町などで実証走行を行うなど、レベル2での走行を進めている。一方、VISONでは、将来の自動運転モビリティの走行を見据え、2021年の開業当初から道路にモビリティレーンを整備している。
中部運輸局はレベル4の自動運転について、施設内の専用レーンと一部の道路に限り、センサーなどにて自己位置を認識しつつ、あらかじめ決められたルートを最高速度時速20キロで走行するとの条件で認可した。
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