財務・人事商船三井は31日、2025年3月期の第2四半期の通期連結業績予想を修正した。売上高が前回予想比250億円減の1兆7900億円、営業利益が同30億円減の1530億円、最終利益は同150億円増の3500億円とする。
コンテナ船では、同社の持分法適用会社であるOCEAN NETWORK EXPRESSにおいて喜望峰経由の輸送が継続する中、欧米向けの貨物需要が盛り上がりを見せ、船腹需要が逼迫した。その結果、運賃市況が大幅に上昇し、前年同期比で大幅な増益となった。港湾事業においては国内コンテナターミナル事業の取扱量は概ね堅調に推移。ロジスティクス事業は航海・海上貨物輸送の需要変化が大きい中、利益水準が低下し、前年同期比で増収減益となった。これらを受け、製品輸送事業全体としては増益と見込んだ。
同日発表した第2四半期の通期連結決算は、売上高が前年同期比14%増の9006億2800万円、営業利益が同80.9%増の891億8500万円、最終利益が63.6%増の2466億9700万円だった。
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