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乾汽船、ドライバルク市況上振れで上方修正

2024年8月8日 (木)

調査・データ乾汽船は8日、2025年3月期業績予想を修正した。通期予想について、売上高を当初予想から8億7700万円減の346億7500万円、営業利益を6億1800万円増の26億1900万円、経常利益を6億3100万円増の26億4400万円、最終利益を9億3500万円増の20億7800万円とする。

外航海運事業でのドライバルク船の市況が、中東情勢の緊迫化を背景に予想を上回る水準で推移したため。

同日発表した第1四半期決算は、売上高が前年同期比6.6%増の84億1800万円、経常利益が同94.6%増の16億1700万円、最終利益が4倍の8億8200万円と増収増益だった。

主力の外航海運事業は、売上高が11.2%増の62億6200万円、営業利益が5.3倍の10億1500万円。ハンディ船市況は、パナマ運河の通航制限や中東情勢の緊迫化など市況を押し上げ、前年度に比べて堅調な市況が続いた。

倉庫・運送事業は、売上高が4.3%減の10億7100万円、営業利益が19.2%増の1億1200万円と減収増益だった。貨物保管残高が前年同期を下回る水準で推移した一方、貨物取扱量は前年同期をやや上回った。

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LOGISTICS TODAY編集部
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