財務・人事ファイズホールディングス(大阪市北区)が10月31日発表した2025年3月期の第2四半期(中間期)決算は累計で、売上高が前年同期比19.2%増の151億1100万円、営業利益が同13.7%増の6億1500万円、純利益が同8%増の3億7500万円と増収増益だった。
EC(電子商取引)ソリューションサービス事業のオペレーションサービスでは、大手ネット通販会社向け、流通業向け、メーカー向けといった既存の物流センター運営受託業務(人材派遣・業務請負・3PL)が堅調に推移。前年度にオープンした物流センターも安定稼働した。トランスポートサービスでは、配車プラットフォームサービス事業は、トラックおよびドライバーの確保が困難になりつつある環境下、収受運賃の引き上げに取り組み、大きく増収増益した。
実運送事業は、拠点間輸送(幹線輸送)、小売店舗向けルート配送、家電専門店向けEC商品配送といった既存受託業務において、対象エリアの拡大や増車要請への対応などを進めた。国際物流サービスでは中国からのアパレル品の輸入取り扱いが減少し、減収となった。
通期の連結業績予想については直近と変わらず、売上高が前年同期比15.4%増の317億6900万円、営業利益が同16.8%増の15億4100万円、純利益は同9.7%増の9億3700万円とした。
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