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カネカ、気仙沼の発泡スチロール成形品工場を再建

2013年5月28日 (火)

ロジスティクスカネカは28日、魚箱を中心とした発泡スチロール成形品の食品容器販売を展開する羽根(名古屋市)の関係会社で、発泡スチロール製魚箱の生産を行っているグループ会社・カナエ(宮城県気仙沼市)が、東日本大震災の津波で流出した発泡スチロール成形品製造工場を再建したと発表した。

投資額は中小企業などグループ施設等復旧整備補助事業からの補助金を含めて6億円。敷地面積は1800坪で、工場、倉庫、事務所を合わせた建屋面積は900坪。

震災前、カナエは気仙沼・大船渡・志津川地区で唯一の発泡スチロール製魚箱の生産工場だったが、震災により工場は流出、休業を余儀なくされ、羽根はトラックで2時間以上かかる遠方の工場から製品を輸送していた。工場再建により、発泡スチロール製魚箱の安定生産とスピーディーな輸送が再び可能となった。