ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

フジフイルムDB、欧州で抗体医薬品製造拠点拡大

2024年11月6日 (水)

拠点・施設富士フイルムは5日、傘下のバイオ医薬品開発・製造受託会社(CDMO)であるフジフイルム・ダイオシンス・バイオテクノロジーズ(アメリカ)が、デンマーク拠点で1000億円を投じた第1次設備増強工事が完了し、稼働を開始したと発表した。増加する抗体医薬品製造委託のニーズに応えるべく、生産能力の大幅な拡充が図られる。

今回稼働を開始したのは、デンマーク拠点に設置された2万リットルの動物細胞培養タンク6基で、今後さらに8基が2026年に稼働予定。同拠点の既存設備であるタンク6基と合わせ、欧州最大規模のCDMO拠点として計20基の原薬製造能力を有する見込みだ。また、アメリカ・ノースカロライナ州でも2万リットルの培養タンク16基を備える新拠点が建設中で、第1次投資の8基が25年、第2次の8基が28年に稼働する計画だ。

デンマークとノースカロライナの両拠点には製剤設備が新たに導入され、バイオ医薬品の原薬製造から充てん、最終製剤化まで一貫して受託できる体制を構築する。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com