ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

24年問題対策総ざらい、CLOと荷主に求められるもの

2024年11月6日 (水)

イベントLOGISTICS TODAY主催イベント「物流大再編時代」の第1弾として6日、「CLO/荷主向け「24年問題対策」総チェック〜規制的措置が示す物流改革への道すじ」がオンライン開催された。

▲経済産業省の大西智代氏

今回のイベントは2部構成となり、第1部では経済産業省商務サービスグループ消費・流通政策課物流企画室の大西智代氏を招き「物流関連2法改正と規制的措置」について基調セッションを展開。経産省による「合同会議取りまとめ案」の概要についても説明された。また、物流統括管理者(CLO)専任義務化の計画や報告、評価の方針についても解説があった。

その後、PwCコンサルティング・シニアマネージャーの堀尾宜史氏とロジスティード・サプライチェーンイノベーション部の半澤康弘氏が登壇し「CLOに求められる役割・能力・体制について」のセッションを行った。堀尾氏は日本の荷主企業の物流管理の問題点について、半澤氏はモデルとすべき欧米のCLOの役割について解説。また、「CLOが機能するための考え方や事業管理体制と情報基盤」をテーマとしたパネルディスカッションも行われた。

第2部では堀尾氏、半澤氏に加え、ドーモ・プリンシパルコンサルタントの佐々木亨氏が参加。「社内の関係部門間の連携体制」「調達・納品先との連携・調整」「在庫管理計画」や「荷主企業の実例」「共同輸送」などについて解説した。佐々木氏はロジスティードでの「膨大なデータ処理・活用などについての協力事例」などについても語った。登壇者4人は今後のデジタル活用、データドリブンの必要性などについて強く共感し、認識を深めた。

なお、セミナーの模様は近日アーカイブ配信される。(事前申込者のみ視聴可能)

▲(左から)進行役のLOGISTICS TODAY鶴岡昇平、PwCコンサルティングの堀尾宜史氏、ロジスティードの半澤康弘氏、ドーモの佐々木亨氏

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com