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オカムラ、物流システム事業は資材価格高騰で減益

2024年11月8日 (金)

財務・人事オカムラ(横浜市西区)が7日発表した2025年2月期 第2四半期(中間期)決算で通期業績予想を、売上高が前回予想比75億円増の3175億円、営業利益が同17億円減の233億円、純利益が同10億円減の200億円へと修正した。

売上高は各事業の需要が堅調に推移し、概ね当初予想通り。一方、純利益については、仕入単価、工事単価の上昇、人件費、配送コストの増加等に加え、連結子会社DB&Bホールディングスの株式追加取得等にともなう過年度のれん償却を販管費に一括計上したことにより、当初予想を下回り予想を修正した。

今期の物流システム事業は、省人・省力化ニーズを背景に、物流施設を中心に自動倉庫の需要は高水準で推移。優位性のある製品の強みを最大限に活かした積極的な提案活動を展開し、受注高は堅調に増加しており、複数の大型物件の売上を計上した。これにより売上高は過去最高となった一方で、世界的なサプライチェーンの混乱による諸資材・部品の調達難及び価格高騰が継続。また、人件費、配送コスト等といった販管費の増加等により、営業利益は減少。結果、セグメントの売上高は、110億4200万円(前中間連結会計期間比12.8%増)、セグメント利益は8億8400万円(同4.7%減)となった。

今期は、売上高が前年同期比4.3%増の1456億4900万円、営業利益が同33.2%減の67億4500万円、純利益が同21.7%減の79億7100万円だった。

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LOGISTICS TODAY編集部
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