環境・CSR埼玉工業大学は12日、埼玉県深谷市内で開催された「ふるさと ふかや・渋沢学」フォーラムに参加し、同市民文化会館周辺の公道を利用した1.7キロの特設コースで、深谷市内の児童・学生を乗せてリニューアブルディーゼル(RD)を燃料とした自動運転バスの体験試乗会を実施したと発表した。
同試乗会は、石油・天然ガス事業などを手掛けるINPEX(東京都港区)の100パーセント子会社であるINPEX JAPAN(同区)と、埼玉県深谷市と協働で実施され、RDを使用した自動運転バスの走行は日本初の試みとなる。
今回使用したRDは、再生可能資源由来のディーゼル燃料で、食品競合の無い廃食油や動物油などを原料として製造され、ライフサイクルアセスメントベースでの温室効果ガス(GHG)排出量が、石油由来軽油比で約90パーセント削減できる。
使用した自動運転バスは、同大学が開発した自動運転機能を後付けで搭載した、日野レインボーをベースとした自動運転の実証実験用車両で、AI(人工知能)による障害物認知を強化、複数のライダーやカメラの画像情報より、ディープラーニングで周囲環境を認識すると共に障害物を検出する。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com