オリ不動産、川越市に新たな物流施設を竣工

竣工した川越2ロジスティクスセンターの外観

荷主オリックス不動産（東京都港区）は6日、埼玉県川越市で計画を進めていた「川越2ロジスティクスセンター」が竣工したと発表した。

同センターは、敷地面積2万5141.91m²（7605.43坪）、地上4階建て、延床面積5万4888.96m²（1万6603.67坪）の物流施設で、1階・3階にトラックバースを備えた設計。

バース階から上階への搬送用に、荷物用エレベーターをワンフロアに4基設置し、荷量に応じた運用を行うため、将来に備えた対応として垂直搬送機が設置可能なスペースを設けた。

関越自動車道「所沢IC」から8キロに位置し、関越自動車道のほか周辺の川越街道や国道16号などの一般道を経由して首都圏全域をカバーできる。

関東ローム層に覆われた強固な洪積台地上に立地し、液状化の恐れの少ない地質構造のため、BCP（事業継続計画）の観点からも優れている。

東日本大震災を受けて、500KVAの非常用発電機を導入。非常時も荷物用エレベーターを稼動させ、照明の使用を継続させることにより、物流機能の停滞を回避する。

■問い合わせ先
オリックス不動産
社長室
TEL：03-5418-4313

■川越2ロジスティクスセンターの概要
名称：川越II（ツー）ロジスティクスセンター
所在地：川越市下赤坂593-1
施工会社：前田建設工業
敷地面積：2万5141.91m²（7605.43坪）
延床面積：5万4888.96m²（1万6603.91坪）
規模・構造：鉄骨造4階建
その他：床荷重1.5t/m²、梁下有効高5.5m
竣工時期：2013年5月31日