M&A兵機海運(神戸市中央区)は15日、堂島汽船(大阪市北区)によるTOB(株式公開買付)に対して反対の意見を表明した。
これに先立ち、同社は堂島汽船に対し金融商品取引法に基づく質問を提示していた。堂島汽船は11月6日に対質問回答報告書を関東財務局長に提出した。
これに対し同社は、堂島汽船の実態が明らかではなく取引先や従業員からも不安の声が上がっていること、想定している事業シナジーの発現は期待できないこと、資本業務提携のパートナーとして信頼関係を築くことが困難であること、同社の企業価値向上および株主の共同の利益に資するものではないと判断したことなどを理由に、11月15日開催の取締役会にて本公開買付けに反対の意見を表明することを決議したという。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com