調査・データアメリカの市場調査会社リサーチ・ネスター・アナリティクスは25日、ディーゼルエンジン市場に関する調査レポートを発表した。これによると、世界のディーゼルエンジン市場は2025年から37年の間に年平均成長率(CAGR)7.2%で拡大し、37年には2197億米ドルに達すると予測されている。
自動車部門の成長や海洋分野でのディーゼルエンジンの需要増、鉱物や原油の輸出入が増加していることも市場を後押ししている。また、国際海上貨物輸送や旅行部門の活況がディーゼルエンジンの需要を高めている。
24年時点での市場規模は890億米ドルと推定され、25年には954億米ドルに達するとされる。
地域別では、ヨーロッパが大幅な収益を生むと予測。地域全体での燃料税支援や産業用途の需要増加に加え、海運や船舶部門の成長が市場拡大を促進するとしている。また、高速ディーゼルエンジンが発電や海洋産業、小型船などで広く利用されるため、この分野が37年までに最高の収益を上げると見込まれている。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com