インドネシアのPasarPolisとGojekが保険販売で連携

サービス・商品インドネシアのデジタル保険スタートアップ、PasarPolis（パサーポリス）は23日、同国のアプリ開発会社、Gojek（ゴジェック）と連携して、保険サービスを展開すると発表した。

PasarPolisはオンライン保険会社で、保険の購入から請求までできるプラットフォームを運用している。インドネシアの保険加入率は2.59%と、世界平均の6.8%や日本の7.1%に比べると低い水準にとどまっているが、同社のサービスが同国での保険の普及に貢献している。

また、Gojekはバイクタクシーの配車アプリ「Gojek」の開発からスタートしたベンチャー企業で、その後、アプリは配送、出前、買い物代行、決済とサービスの範囲を広げ、現在は多くの国民にとって欠かせないスーパーアプリへと成長した。

両社は提携によって、「SafeTrip」（旅行保険）や「GoSend」（荷物配送保険）、「GoBox」「GoBox Personal Accident」（大型荷物配送保険）、「GoKilat」（B2B2C配送保険）といった多様な保険商品を販売する。

また、同国の金融サービス庁（OJK）は来年、第三者自動車保険の義務化を含む新たな保険に関する規制を導入する予定で、両社はこうした規制が、保険の普及を後押しすると見ている。

PasarPolisは「両社のサービスとプラットフォームを統合することで、数百万のユーザーにシームレスでスケーラブルな保険体験を提供し、保険をさらに身近にすることを目指す」としている。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

LOGISTICS TODAY編集部
メール：support@logi-today.com