サービス・商品ゴムマリ(東京都荒川区)は21日、サプライチェーン強化に向けたセキュリティ対策評価制度「SCS評価制度」に向け、発注企業の取引先管理を支援する「SCS評価制度の取引先管理」の提供を開始した。部署ごとに分散する取引先情報を整理し、供給停止時の影響や機密情報の共有状況などを基に、取引先ごとに求める段階を根拠付きで割り当てる。
同サービスは、AI(人工知能)が処理し、人が確認して成果物を納品する「専門業務AI-BPO」のメニューの一つ。購買や情報システム、経理などが保有する取引先一覧を法人番号などで名寄せし、部署ごとの取引先コードを対応付ける。秘密保持の取り決めに加え、取引品目や購買実績、取引先からアクセスできる社内システムの一覧も、提供があれば割り当ての根拠に用いる。
利用企業と判断基準を定めた上で、AIが取引先に求める段階を★3、★4、対象外に分類し、根拠の下書きを作成する。同社が根拠を確認し、判断が分かれる取引先は理由を添えて示す。段階の最終判断は利用企業が行い、事実を確認できない取引先には推測で段階を付けず、確認対象として挙げる。
納品物は、名寄せした取引先一覧、段階と根拠の割り当て表、判断が分かれる取引先一覧など。★3・★4をまだ取得できない取引先に配るチェックリストと回収表のひな型、継続管理に使う台帳のひな型も提供する。取引先のセキュリティ評価や、★3・★4の取得支援は含まない。
価格は50万円からで、納期の目安は2週間。分量に応じた価格と納期を着手前に確定する。取得状況の確認やチェックリストの回収・督促、有効期限の追跡は、月額の業務AIエージェント導入で継続できる。
SCS評価制度は任意の制度で、★3・★4は2027年3月ごろの運用開始が予定されている。同社は制度の運用開始前に、発注企業が取引先ごとに求める段階と根拠を整理できるよう支援する。
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