
▲アンモニア燃料タグボート「魁」訪問時の集合写真(出所:日本郵船)
ロジスティクス日本郵船は26日、シンガポール海事港湾庁(MPA)からテオ・エン・ディー長官やケネス・リム副長官らが25日に来日し、同社が開発を進めるアンモニア燃料供給装置を視察したと発表した。
両者は日本郵船と装置を共同開発しているTBグローバルテクノロジーズ(TBG、東京都中央区)長岡工場(新潟県長岡市)を訪れ、バンカリング船に搭載予定の「バンカリングブーム」を視察。この装置は、船舶間でアンモニアを安全に供給するために、漏洩リスクを最小限に抑えるTBGの技術を採用している。また同日、東京湾で実証航海中のアンモニア燃料タグボート「魁」のアンモニア燃料エンジンなどを視察した。
MPAと日本郵船はことし7月、海事産業の持続可能な発展を目指した覚書を締結しており、シンガポール湾内でのアンモニア舶用燃料の利用促進や船員向けトレーニングプログラムの検討を進めている。今回の視察は、これら取り組みを具体化する一環として実施された。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com