
(出所:レコテック)
環境・CSRレコテック(東京都千代田区、RECOTECH)は29日、東神開発(東京都世田谷区)が管理・運営する玉川高島屋ショッピングセンター(東京都世田谷区、玉川高島屋S・C)のごみ置き場のリニューアルプロジェクトを推進し、次世代型廃棄物計量管理システム「pool」の導入によって、15日から最先端のリサイクルステーションとしてフルリニューアルしたことを発表した。本プロジェクトは、ごみの終着点であったごみ置き場を、サーキュラーエコノミー実現に向けた資源の出発点として「リサイクルステーション」として生まれ変わらせるもの。
玉川髙島屋S・Cにおける従来の廃棄物管理業務では、300以上のテナントの排出量データを手作業で集計し、月次報告書を作成し、従量課金の計算や請求書発行まで、毎月9時間以上の作業時間を要していたという。poolの導入により、これらの業務を自動化。本部アカウントとの自動連携による報告業務の完全自動化、300テナント以上への個別アカウントの提供によるデータ収集の効率化、従量課金の自動計算・請求管理により、月間作業時間は4時間まで削減された。
また、排出した後の行き先が見えないという課題があった。poolは廃棄物がリサイクル施設でどのように処理され、どのように新しい資源として生まれ変わるのか、そのプロセスを透明化することで、テナントの環境意識向上に繋げる。さらに、poolは各テナント専用のダッシュボードを通じて、リアルタイムな排出状況の確認が可能に。前月比での廃棄量の増減や、同業種内でのリサイクル率ランキングをわかりやすく伝えることにより、環境意識の向上に繋げる。特に業態別のリサイクル率ランキングは、テナント間で健全な競争意識を生み出し、自主的な廃棄物削減とリサイクル率向上への強い動機付けとなっているという。
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