行政・団体北村製作所(新潟市江南区)は3日、いすゞ「エルフ」、三菱「ふそうeCANTER」「ふそうキャンター」、日野「デュトロ」、トヨタ「ダイナ200」の計5車種について、荷台側面扉のロック部品(ストライカー)の不具合によりリコールを届け出た。対象は2023年6月1日から2024年1月31日に製造された648台。
バン型トラックの荷台側面スライド扉が閉まった状態を保持するストライカーにおいて、設計時の振動における検討が不十分だったため、強度が不足している。そのため、走行振動等により当該ストライカーに亀裂が生じ、ストライカーが破断して扉が閉まらなくなることがある。最悪の場合、走行中に扉が開き、荷台から荷物が落下し他の交通の妨げになるおそれがある。現在のところ不具合が38件報告されており、事故は報告されていない。
改善措置として、全車両、当該ストライカーを対策品に交換する。
■改善箇所説明図
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001845964.pdf
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