行政・団体北陸地方整備局は6月28日、管内の港湾施設の実地監査を行った結果、新潟県岩船港、二見港、新潟港(西港区)、富山県伏木富山港(新湊地区)で「是正が必要事項が見受けられた」と発表した。
港湾管理者に委託している港湾施設を対象に、2011年度以降に実施した監査結果を公表したもので、同地方整備局では「管理の適正化を図る観点から、できる限り早期に処理するよう努める」としている。
これらの港湾では、荷捌き地が駐車場に利用されていたり、建物が不法占拠していたりといった本来の用途と異なる利用が見受けられたほか、埋め立てによって用途が変更されているにもかかわらず、手続きがされていないなど、是正の必要性を指摘された。
いずれも28日時点では是正が完了しておらず、「今後処理する予定」としている。