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スポットワークの平均時給は1176円、9月調査

2024年12月5日 (木)

調査・データ「多様な働き方」を調査研究するツナグ働き方研究所(東京都中央区)は5日、単発、短時間、短期間で働く「スポットワーカー」の雇用状況を定点観測する「スポットワークマーケットデータレポート」の9月分の結果を公表した。求人倍率は2.54倍となり昨年同月比で0.71ポイント伸び、平均時給も1176円と同20円アップした。しかし、前月からは6円下がり、通常のアルバイトの時給との差も17円下回り、差が広がった。

同研究所によると、9月は前月より求人数が増加する傾向があり、今年も前月より0.08ポイント伸びた。職種別の求人倍率では、運送・ドライバーが9.26倍と前月より2.17ポイント伸びる一方、倉庫内・軽作業は2.10倍と前月に比べ0.09ポイント下がった。

先行景気の先行指標とも言われる新規ワーク数は8万4073件で、昨年同月比3.4%増となり、5か月連続で前年を上回った。主要職種では倉庫内・軽作業が昨年比34.6%増と最も高い伸びとなった。逆に運送・ドライバーは5326件で昨年同月に比べ51.6%減と半分以下に落ち込んだ。

首都圏・関西圏・東海圏での平均賃金を見ると1176円で、前月比で6円下がったものの、昨年比では20円の増だった。

リクルートの「アルバイト・パート募集時平均時給調査」によると、通常のアルバイト平均賃金は1193円で、17円下回った。前月に比べて差が9円広がった。

主要な3職種で最も時給が高かったのが運送・ドライバーで1245円。アルバイトの時給より27円高かった。一方、倉庫・軽作業は1200円で、アルバイトより28円低かった。コンビニエンスストアのスタッフは1116円で、アルバイトより24円高かった。

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LOGISTICS TODAY編集部
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