サービス・商品西日本旅客鉄道(JR西日本)は6日、同社グループのJR西日本イノベーションズ(大阪府大阪市)と、大阪で陸上養殖に取り組む陸水(大阪府堺市)が、大阪の陸上養殖場で共同開発した大阪産トラフグ「ふぐの神」を、12月から販売開始することを発表した。
「ふぐの神」は、大阪市内まで1時間の距離にある大阪府岬町で陸上養殖することにより、安全・安心と圧倒的鮮度を兼ね備えたトラフグ。仕上げに「ゆず」の粉末を練りこんだ餌を与えることで、本来の淡泊な味の中に感じられる爽やかな風味と上質な味が特長。
大阪・関西万博や大阪IRおよび物流問題を見据え、昨年12月に両社は資本業務提携を締結。その連携の一環として大阪で育てた水産物を提供することを通じて陸上養殖の認知を広め、また大消費地の大阪で生産する「都市産都市消」型陸上養殖に取り組んでいる。鮮度の確保と物流の長距離輸送による人手不足への対応・二酸化炭素排出量の削減を行うため、大阪府岬町深日に陸上養殖場を整備し、冬に販売するトラフグや春に販売するサーモンを育てている。
「ふぐの神」は12月から1月にかけて関西の量販店や飲食店などで販売される予定。
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