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全ト協が標準的運賃Q&AをHPに掲載

2024年12月11日 (水)

ロジスティクス全日本トラック協会は10日、国土交通省が公表した「標準運賃Q&A」をホームページに掲載した。国はトラック業界の長時間労働を解消し、ドライバーなどの賃金の引き上げにつながるよう今年3月に、運賃交渉などの参考指標となる「標準的運賃」を改定した。Q&Aでは標準的運賃の考え方や算出方法などを解説している。

国は、トラック運送事業者が自社の適正な運賃を算出して、荷主との運賃交渉に臨めるよう2020年に標準的運賃制度を創設した。今年は時間外労働の上限規制がドライバーにも適用され、人手不足も懸念されるほか、物価も上昇していることから人件費やコストを価格に転嫁できるよう標準的運賃を改定した。

改定では運賃を平均8%引き上げ、荷待ちや荷役などの対価として、待機時間料(1760円)や積み込み量・取卸料(2100–2180円)を設定。高速料金なども契約書などに個別に明記するよう求めている。

全ト協のホームページでは、ほかにも具体的な賃金表や必要な届け出書類の書式、標準的運賃の啓発パンフレットなども掲載している。

https://www.mlit.go.jp/jidosha/content/001841395.pdf

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LOGISTICS TODAY編集部
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