環境・CSR大手食品企業のマース インコーポレイテッド(マース、米国)は6日、欧州におけるペットフード供給チェーンで再生型農業の導入を進めるため、複数の企業との連携を発表した。
2030年までに世界で100万エーカー以上の再生型農業を実現する目標の一環で、特に欧州では28年までに2万900ヘクタールの小麦とトウモロコシ農地を対象とする。
具体的には、ポーランド、ハンガリー、イギリスの農家を支援するため、Cargill、ADM、Horta、Soil Capitalなどの企業と提携し、農家には作物の輪作、耕作の最小化、被覆作物の導入などの手法を実践するための経済的支援や専門家のアドバイスを提供する。
また、土壌の健康向上、温室効果ガス(GHG)排出削減、水質改善、生物多様性の促進を図ると同時に、同社サプライチェーン全体でのスコープ3排出削減を図る。
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