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三菱商事系ファンド、6物件で環境認証を取得

2024年12月13日 (金)

▲建築物省エネルギー性能表示制度(BELS)評価認証(出所:ダイヤモンド・リアルティ・マネジメント)

認証・表彰三菱商事100%出資の不動産私募ファンド運用会社、ダイヤモンド・リアルティ・マネジメント(東京都千代田区)は13日、同社が運用しているファンドが投資する物流施設6物件が、「建築物省エネルギー性能表示制度(BELS)評価認証」などの環境認証を取得したと発表した。

同社では投資にあたって、サステナビリティを重視しており、環境認証などの取得についても、2030年に認証取得物件を全体の7割にするとの目標を掲げている。この方針に基づき、今年3月から9月までの間に、新たに6物件で環境認証などを取得した。認証取得比率(面積ベース)は70.6%となり、昨年度末に比べ1.6ポイント高くなった。

取得した認証は、「建築物省エネルギー性能表示制度(BELS)評価認証」が3物件で、「CASBEE 建築評価認証」が1物件、「不動産レジリエンス認証 ResReal(レジリアル)水害版」が2件だった。

BELSは建築物省エネ法に基づいて、省エネルギー性能を評価し認証する公的制度で、MCUD神戸西(神戸市須磨区)とDPR 福岡多の津物流センター(福岡市東区)、千葉県内の物流施設(名称非公開)が取得。MCUD神戸西とDPR 福岡多の津物流センターはZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)評価認証も受けた。

CASBEEは(建築環境総合性能評価システム)は、省エネルギーや省資源、リサイクル性能など環境負荷低減のほか、景観への配慮なども含めた建築物の環境性能を総合的に評価する。同認証のAランクを千葉県内の物流施設(名称非公開)が取得した。

ResRealは日本不動産研究所が認証する自然災害に対する評価制度。立地や建物の性能などハード面だけでなく、災害時用の備蓄や防災訓練などソフト面も考慮し、総合的・定量的に評価する。

同評価のうち水害に対するレジリエンスを評価する「水害版」で、MCUD川崎Ⅰ(川崎市高津区)が5段階評価のうち4つ星のゴールド評価、DPR流山物流センター(千葉県流山市)が2つ星のブロンズ評価を受けた。

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LOGISTICS TODAY編集部
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