行政・団体大分県佐伯市は16日、自動運転支援のための路車協調システム実証実験を2025年1月9日から2月5日実施すると発表した。
同実験では、幅員が狭い区間でのすれ違い回避を支援する路車協調システムを活用し、道路に設置されたセンサが一般車両の位置をリアルタイムで検知し、その情報を自動運転車両に通知する仕組みを検証する。これにより、自動運転車両は停止や注意喚起を自動的に行い、安全な通行を確保する。
また、ヤマハ発動機の自動運転車両が、荒網代西区公民館から荒網代東までの区間で運行する予定で、平日3往復、土日祝も3往復運行される。
この実証実験は、佐伯市コミュニティバス事業を基盤に実施され、住民の理解促進と技術的課題の解決を目指すもの。全国の自治体でも同様の取り組みが進められており、一般道での完全自動運転(レベル4)の実現に向けた重要なステップと位置付けられている。運賃は無料で、地域住民と自動運転技術の融合による新たな交通手段の可能性を探る。
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