調査・データ日清製粉グループの日清製粉ウェルナは23日、農林水産省が実施する加工食品のカーボンフットプリント(CFP)の算定実証に12月から参加したと発表した。
農林水産省では、「みどりの食料システム戦略」の実現に向けて、フードサプライチェーン(SC)全体での脱炭素化や、脱炭素の「見える化」を進めるための食品産業の取組みについて議論を進めている
その中で、SC全体で排出される温室効果ガス量を示すCFPの算定にも取り組んでおり、昨年度は食品メーカーなどとともに、加工食品共通のCFP算定ガイド案を策定。さらに、実際に算定した場合の課題などを検証する実証も進めている。
既に牛乳や食用油での実証は進んでいるが、今年度は小麦粉など5品目を対象として検証を行うことになり、同社も家庭用小麦粉「日清フラワーチャック付」(1キロ入り)を対象に参加することにした。
実証時期は今年12月から来年2月までで、調達段階から廃棄、リサイクル段階までの温室効果ガス排出量を算出する。
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