認証・表彰三菱ケミカルグループは26日、広島県が公募した「2024年度 海洋プラスチック対策(プラスチック使用量削減等)・リーディングプロジェクト支援事業」に対して、「飲料ラベルの水平リサイクル実現に向けた資源循環モデルの構築」を提案し、3年連続で採択されたと発表した。
同プロジェクトは、30年までに清涼飲料業界が目指す「ボトルtoボトル」比率50%達成を後押しする取り組みだ。具体的には、飲料ラベルの脱墨・選別技術の確立、市中での回収スキームの構築、再ラベル化プロセスの検証を進めている。
23年度からは、脱墨できる特殊印刷を施したシュリンクラベルを巻いた飲料ペットボトルを店頭配布し、回収ルート、再ラベル化の技術、新規選別技術などの検証を行っており、その結果、有効回収率は30%で、回収ラベルの再ラベル化が技術的に可能であることを確認。回収したラベルは飲料ペットボトル2000本分に再ラベル化した。24年度には回収対象を拡大し、新しい選別技術のスケールアップを図る。
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