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24年度貨物輸送は前年比1.1%減、NX総研が予測

2024年12月27日 (金)

調査・データNX総合研究所(東京都千代田区)は26日、「2024・2025年度の経済と貨物輸送の見通し」の概要版を公開した。

24年度(1-12月)の国内貨物輸送は、総輸送量が前年比1.1%減の41億230万トン、そのうち建設関連貨物を除いた一般貨物に限定すると同0.2%減の23億1950トンの見込みとなった。25年度の総輸送量は、上期に自動車輸送を中心に落ち込むとし、年度全体では0.6%減の40億7720万トンと予想している。

24年度の輸送量について、品類別では、消費関連貨物が0.9%増の8億7830万トン、生産関連貨物は0.8%減の14億210万トンの見込み。建設関連貨物は17億8290万トンで2.3%減となった。

運送形態別では、自動車は営業用自動車が25億2230万トンと、前年比微増となった。自家用自動車は12億3730万トンで3.1%減だった。鉄道は0.5%増の3850万トンで、うちJRコンテナは2%増の2680万トン。内航海運は1.9%減の3億360万トン。国内航空では7.4%増の60万トンと4年連続のプラスを見込んでいる。

主要8港での外貿コンテナ貨物は、輸出が1.1%増の483万4000TEU。輸入は2.3%増の701万5000TEUとプラスを予想。

主要4空港での国際航空貨物は、輸出が5.7%増の99万400トン。輸入は4.8%増の117万6400トンとしている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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