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名古屋港管理組合、ゼーブルージュ港湾公社と提携

2013年7月24日 (水)

ロジスティクス名古屋港管理組合は23日、ベルギー・フランダース地方のゼーブルージュ港湾公社と、ビジネス強化を目的としたパートナーシップ港提携を行ったと発表した。

パートナーシップ港提携は、2011年11月の上海国際港務集団(SIPG)、12年10月のタイ港湾公社(PAT)に続き3例目。

港湾開発・管理体制の情報交換、セミナー開催による港湾、船舶輸送分野の相互発展支援、船社との共同マーケティングによる貿易の促進などに取り組む。

ゼーブルージュ港湾公社は、1895年に設立された独立組織で、ブルージュ市が主な出資者。欧州を代表する北海沿岸の港湾・ゼーブルージュ港を管理している。

ゼーブルージュ港の自動車取扱台数は世界有数で、12年は175万台を取り扱った。名古屋港は153万台。トヨタ・フォード・GM・ルノー・ボルボ・三菱・マツダが自動車物流の拠点として利用している。

また、欧州最大規模の天然ガスターミナルを持ち、LNG(液化天然ガス)の主要輸入港でもある。近年はコンテナ貨物の取扱量も急増しており、12年の取扱個数は195万TEUとなっている。