ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

川崎汽船、社長による年頭所感

2025年1月6日 (月)

▲川崎汽船社長の明珍幸一氏(出所:川崎汽船)

ロジスティクス川崎汽船は6日、社長の明珍幸一氏による年頭所感を発表した。

同発表では、2024年の紅海情勢や米国大統領選による通商政策の変化が国際海運およびサプライチェーン全体に与える影響に触れ、特に紅海地域の地政学リスクが商船の安全運航に影響を及ぼし、喜望峰回りの航行を余儀なくされる状況を背景に、エクスポージャー管理と市況耐性の強化が求められると述べた。

物流面では、川崎汽船ロジスティクスが上組との資本提携を通じて競争力を強化し、新たな市場機会を探っており、環境規制への対応として、欧州連合の排出量取引制度(EU ETS)の導入やFuelEU Maritimeへの対応を進める方針を示した。

同時に、次世代燃料であるアンモニアやメタノールの利用促進、風力を活用した燃費削減技術の開発に加え、液化CO2輸送船や地質調査船の新規事業にも注力することも言及し、物流および輸送サービスの環境負荷低減を推進することを示した。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com