ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

日本製鉄、USスチール買収への不当介入に提訴

2025年1月7日 (火)

M&A日本製鉄は7日、同社によるUSスチール買収への介入に対して、複数の訴訟をを提起したと発表した。1件目の訴訟はバイデン米国大統領と対米外国投資委員会(CFIUS)に対するもの。大統領命令とCFIUSの審査が米国憲法や法定手続きに違反していると主張し、これらを無効にするよう、コロンビア特別区連邦控訴裁判所に求めた。

2件目の訴訟はクリーブランド・クリフスのCEOのローレンソ・ゴンカルベス氏と全米鉄鋼労働組合(USW)会長のデビッド・マッコール氏に対して。3者が共謀して買収を妨害し、USスチールの競争力を削ごうとした違法行為を訴え、ペンシルバニア州西部地区連邦地方裁判所へ提訴した。

同社は訴訟を通じて、政治的介入や反競争的行動を排除して買収を完了し、USスチールの株主や従業員、地域コミュニティの利益を守るとしている。買収を正当に進める権利を確保し、株主に1株55ドルの価値をもたらすことを目指すという。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com