M&Aデレク・ロジスティクス・パートナーズ(本社:米国テネシー州ブレントウッド)は2日、以前に発表していたグラビティ・ウォーター・インターミディエイト・ホールディングスの買収を完了したと発表した。
デレク・ロジスティクスは今回の買収について「パーミアン盆地で原油、天然ガス、水処理のミッドストリームサービスを提供する体制を強化する重要な一歩だ」とコメントしている。今回の買収対象となったグラビティ社は、ミッドランド盆地のハワード郡を中心に事業を展開しており、先に買収したH2Oミッドストリーム社の事業との統合により、同社の顧客に対し、原油と水の統合サービスを提供する体制が整った。アビガル・ソレク氏は「デレク・ロジスティクスは、ミッドストリーム分野で最も高い利回りと成長の組み合わせを提供し続けている。今回の買収により、収益の70%以上が第三者からのものになる見込みだ」と述べた。
グラビティ社の事業には、パーミアン盆地における水の回収システムのほか、バッケン地域での生産水の回収と輸送資産が含まれる。買収金額は2億8500万ドルで、このうち現金2億ドル(調整前)と約217万5000のデレク・ロジスティクスの持分単位で構成される。
今回の買収は、同社が最近取得したH2Oミッドストリームとの相乗効果が期待されており、ミッドランド盆地での原油と生産水の回収・処理サービスを強化する。また、コスト削減や商品販売の最適化を通じて大幅なシナジー効果が得られるとしている。
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