財務・人事ユーピーアール(東京都千代田区、upr)が14日に発表した2025年8月期第1四半期決算(連結)によると、今期は累計で売上高が前年同月比2.4%減の37億9300万円、営業利益が同77.6%減の4400万円、純利益が90.6%減の1500万円だった。
主力の物流事業セグメントでは、輸送用レンタルパレットについて家庭紙パレット共同利用研究会での専用パレットを活用した共同利用・共同回収やフローズン業界での取り扱いが増加し順調に推移した。保管用レンタルパレットについては、物価上昇による個人消費の低迷などの影響で当初の想定を下回り、横ばいに推移した。販売は前年のベトナムの大口案件計上の影響を除けば順調に推移。海外事業も同様にベトナムの影響を除き順調に推移した。
また、パレット保有枚数の増加に伴う減価償却費を計上したほか、エネルギーコストや人件費の上昇に伴うデポ運営費用や運送費用の増加傾向が続いており、前期から開始したレンタル単価への価格転嫁については本格的な効果が現れるのは下期以降になる見込み。これらの結果、セグメント売上高が35億5600万円(対前年同期比0.7%減)、セグメント利益が4億5200万円(同20.7%減)となった。
通期業績予想は直近と変わらず、売上高が前期比0.5%減の77億3400万円、営業利益が同19.6%減の3億3700万円、純利益が7%減の2億9500万円とした。
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