ユーピーアール2Q、パレット好調も人件費増で減益

財務・人事ユーピーアールが12日発表した2024年8月期第2四半期連結決算は、売上高が前年同期比4.6％増の77億7600万円、営業利益が同9.2％減の4億1900万円、最終利益が15.3％減の3億1700万円と増収減益となった。

物流事業では、売上高が3.9％増の71億8200万円、営業利益が6.5％減の11億4500万円だった。輸送用レンタルパレットでは、家庭紙メーカーの共同利用・共同回収が順調に推移したほか、パレット化が進んでいない業界へのアプローチも進展。保管用レンタルパレットは、港湾地区の冷凍・冷蔵倉庫を中心に在庫が減少したが、在庫量は前年同期の水準を維持し、堅調に推移した。販管費については、23年9月からベースアップを実施したことで人件費が増加した。

24年8月期の通期業績は、売上高が前期比7.2％増の159億円、営業利益が同24.1％増の10億3000万円、最終利益が10.1％増の8億1900万円と予想している。

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LOGISTICS TODAY編集部
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