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花王とキリンビバレッジ、戻り便を活用し共同輸送

2025年1月22日 (水)

ロジスティクス花王とキリンビバレッジは22日、両社の拠点間輸送の効率化を図るため、戻り便の活用を協力して進めると発表した。2月から神奈川・川崎と長野の間で実施し、これまで輸送後に空車となっていたトラックに製品を積み込んで有効活用する。今後、輸送区間を拡大することも検討する。

▲輸送区間イメージ(出所:花王)

両社によると、花王の川崎物流センターから更埴物流センター(長野県千曲市)へ荷物を運んだ後のトラックを利用して、キリンビバレッジの子会社、信州ビバレッジの工場(長野県松本市)から、キリンビバレッジの川崎物流センターへ製品を輸送する。これによって、従来、空車となっていた戻り便のトラックを有効活用できる。年間で輸送トラックを300台以上削減でき、GHG(温室効果ガス)の排出量も15%抑制する効果があるという。

荷主として輸送実績データを保有し利活用できることや、戻り便で積載できる物量が確保できること、互いにつなげられる輸送区間が存在するといった条件が互いに合致し、共同での輸送が実現した。

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LOGISTICS TODAY編集部
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