ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

スカニア、鋳物砂を建材にリサイクル

2025年1月24日 (金)

環境・CSRスカニア(スウェーデン)は15日、同社鋳造工場で使用済みの鋳物砂を、建材メーカーであるサンゴバン・ウェーバーのモルタル製造に再利用する取り組みを発表した。2025年には2万トンの砂をリサイクルする計画で、天然資源の再利用を通じて両社の循環型経済を促進する。

このプロジェクトでは、スカニアのスウェーデン・セーデルテリエ工場から150キロメートル離れたヴィンゴーケルにあるサンゴバン・ウェーバーの工場に砂を輸送する。年間3台のトラックが毎日往復する形で運搬され、これにより新たな砂の採取量を30%削減できる。

同社は、「エンジン部品の鋳造で使用される大量の砂を再利用することは、限られた地球資源を効率的に活用し、環境負荷を軽減する重要なステップとなる」としている。また、輸送に使用されるトラックはストックホルムからの復路便を利用するため、追加の環境負荷を抑えた輸送が可能になっている。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com