スカニア、太陽光発電HBトラックで公道走行試験

国際スウェーデンの商用車大手スカニアは8月31日、トレーラーにソーラーパネルを搭載したハイブリッド（HB）トラックの公道走行テストを開始した発表した。

▲公道走行テストを行なったハイブリッドトラック（出所：スカニア）

トラックに太陽エネルギーとソーラーパネルを使用することで、CO2排出量の削減度合いを検証する産学連携研究の一環で、トラック用に作られた軽量なソーラーパネルを搭載したスカニアのトラックで実証を行っている。今後は複数のパネルを積んだトラックが送電網に接続した場合にどう作用するかなどを検証する。スウェーデンの運送会社エルンスト・エクスプレスが走行試験を引き続き行う。

HBトラックには太陽光から電気への変換効率を向上させた最新の太陽電池システムが搭載されており、全長18メートルのトラックの荷台をソーラーパネルで覆うことで、スウェーデンでは年間5000キロ、スペインなど日照時間の長い国ではより長い距離の走行が可能だという。

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LOGISTICS TODAY編集部
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