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東北ドローン、ドローン輸送の実証試験

2025年1月29日 (水)

調査・データ東北ドローン(宮城県仙台市)は29日、東北電力ネットワーク(岩手県盛岡市)からの依頼を受け、岩手県内の無線中継所において、ドローンを活用した物資輸送の実証試験を成功させたと発表した。

山岳地帯での人力運搬に代わる新たな物流手段として、最新の物資輸送専用ドローンDJI「FlyCart 30」を用いた試験を行い、作業効率と安全性の向上が確認された。

東北電力ネットワークでは、無線中継所の維持管理に必要なバッテリーや燃料を定期的に輸送する必要があり、これまで急勾配の山道を人力で運搬していた。しかし、この作業は作業者にとって身体的負担が大きく、安全面でのリスクも伴うため、効率的な運搬方法の開発が求められていた。

同社はこの課題を解決するため、ドローンにウィンチシステムを搭載し、着陸せずに物資を受け渡しできる技術を活用。これにより、地形や天候の影響を受けずに安定した輸送が可能となり、従来数時間を要していた作業時間が30分未満に短縮された。また、人力運搬による転倒や滑落、物資の落下といったリスクが大幅に低減し、作業者の安全確保にもつながった。

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LOGISTICS TODAY編集部
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