M&Aハコベル(東京都中央区)は31日、環境・エネルギーのベンチャーキャピタル(VC)である環境エネルギー投資(品川区)と損保グループのコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)であるSOMPO Growth Partners(新宿区)、JA三井リース(中央区)の3社が新たに資本参画したと発表した。これにより、基盤事業の成長を促進し、運送事業者の経営を支援する新規事業の開発を目指す。
ハコベルは、運送マッチング事業や配車管理システムの提供に加え、運送事業者向けの「ハコベルサポーターズプログラム」を展開してきた。今回の資本参画により、事業のさらなる発展と、運送事業者の経営支援を強化する。
環境エネルギー投資は、日本の産業インフラである物流業界の持続可能な発展を支援するため、ハコベルへの投資を決定。SOMPO Growth Partnersは、ハコベルが提供する運送手配サービスが物流業界の課題解決に寄与するとして、同社と協業を進める方針だ。JA三井リースも、物流革新を重点施策としており、ハコベルとのパートナーシップを通じて持続可能な物流の構築を目指す。
ハコベルは印刷プラットフォームのラクスルの1事業として開始し、その後分社化。セイノーホールディングス(HD)の出資を受け、セイノーHD・ラクスルのジョイントベンチャーとしてスタートした。その後は山九、福山通運、日本ロジテム、日本郵政キャピタルなどが資本参画している。
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