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ヤマトHD、減収減益も通期予想を上方修正

2025年2月3日 (月)

財務・人事ヤマトホールディングス(HD)は3日、2025年3月期の連結業績予想を修正したと発表した。売上高を前回予想から300億円増の1兆7600億円に上方修正したほか、経常利益は前回予想から30億円増の130億円に修正。最終利益を130億円増の180億円に引き上げた。

経常利益の修正は、第4四半期に投資事業組合運用益を計上することによるもの。最終利益は第3四半期に投資有価証券売却益を計上したことにより上方修正となった。

営業利益の増加は、事業環境の見通しの改善と、ナカノ商会の連結子会社化が寄与した。営業利益は、輸送領域のオペレーション改善が進行中であり、営業費用が前回予想を上回る見通しから据え置いた。

また、同日発表した25年3月期第3四半期の決算によると、売上高は前年同期比1.6%減の1兆3445億3100万円、営業利益は同47.8%減の262億1900万円、最終利益は38.5%減の288億7500万円となった。

営業収益の減少は、越境EC(電子商取引)やBtoB-ECの取扱いが増加した一方で、コントラクト・ロジスティクス事業の需要減少や投函サービスの取扱い減少が影響した。営業費用は前年同期比増加し、営業利益は大幅減となった。

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LOGISTICS TODAY編集部
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