調査・データArcserve Japan(アークサーブジャパン、東京都千代田区)は5日、丸和運輸機関(埼玉県吉川市)がバックアップ専用アプライアンス「Arcserve UDP Appliance(アークサーブUDPアプライアンス)」を採用した事例について公表した。
丸和運輸機関は2011年に自社の業務継続体制の強化を目的として秩父にバックアップセンターを開設。2018年にシステム更改を迎え、バックアップソフトウェアを「Arcserve UDP Appliance」にリプレースした。
それまで秩父バックアップセンターでは仮想基盤と相性が良いとされるバックアップソフトウェアが採用されていたものの、FTサーバ(システム障害時にも業務を中断せずに運用を継続できるよう設計された高可用性サーバ)のバックアップが取得できないという弱点があった。また、データの重複排除や圧縮機能がなく大容量ディスクが必要することやソフトウェアの高額なライセンス料が運用コストの高止まりを招くという課題も抱えていたという。
「Arcserve UDP Appliance」を導入したことによりバックアップデータ容量を98%削減。ソフトウェアのライセンス料と保守費用が低下したことで、バックアップ運用コストを大幅に削減し、年間437万円のコスト削減を達成した。さらに同社から提供した手順書により丸和運輸機関がシステム構築を行い、数千万円単位のシステムインテグレーション費用の削減も実現した。
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