イベント国土交通省は13日、日本と中国の海事関係当局および業界関係者が参加する「第7回日中海運政策フォーラム」を1月16日に開催したと発表した。6年ぶりの開催となる今回は、公正な競争環境の確保や環境対策に関する日中の連携強化が主要な議題となった。
今回のフォーラムでは、外航海運分野における保護主義的・市場歪曲的措置の撤廃・改善に向けた取り組みについて、日中双方が共通認識を持つことが確認された。また、国際海事機関(IMO)で議論されている環境安全規制について、合理的な規制枠組みの策定を目的に日中が連携を深める重要性が強調された。加えて、中長期的な物流需要を考慮しない過剰な新造船発注が船腹の供給過剰を招く懸念についても協議され、長期的な視点で船隊整備を進める必要があるとの認識が共有された。
日本側からは宮武海事局長、日本船主協会関係者、中国側からは交通運輸部水運局の柳副局長、海事局、外航海運事業者らが出席した。
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