
▲カーボンリサイクル実証研究拠点内ベンチ試験設備(出所:川崎重工業)
環境・CSR川崎重工業は20日、大阪大学(大阪府吹田市)、三井化学と共同で、CO2を原料としたメタノール、パラキシレンの合成実証試験に成功したと発表した。本開発は、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の支援を受けたカーボンリサイクル技術の一環として実施された。
同実証試験では、工場などから排出されたCO2を水素と反応させてメタノールを生成し、そのメタノールを原料としてパラキシレンを合成する技術を検証した。試験はNEDOのカーボンリサイクル実証研究拠点(広島県大崎上島町)で行われ、各要素技術の確立に成功した。この技術により、従来の石油由来の製造法と比較してCO2排出量の大幅な削減が可能になる。
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