ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

NEDO、直近3年を自動配送ロボの集中的実証期間に

2025年2月26日 (水)

調査・データ新エネルギー・産業技術総合開発(NEDO)は26日、「より配送能力の高い自動配送ロボットの社会実装検討ワーキング・グループ」において、自動配送ロボットの目指すべき姿や社会実装に向けたロードマップについて有識者と事業者の意見を取りまとめた。

「より配送能力の高い自動配送ロボット」のユースケースとしては、個人宅などへの配送、移動販売、B2B搬送の主に3つが挙げられた。低速・小型ロボットよりも、速度と大きさが増すことにより最大積載量や稼働率の向上、1件あたりの配送時間の短縮などが可能となり、宅配便などの多頻度小口配送、無人移動店舗としての商品販売、クイックコマースの配送地域拡大など、現在よりも活躍の幅が広がることが期待される。

また、産業界が求めるロボットの仕様と運用としては、公道を走行する際、中速・中型ロボットにおいては軽自動車より小型の機体が、最高速度時速20キロで道路の左側に寄って通行するという仮説を立てた。

社会実装に向けたロードマップでは、早期の社会実装を目指して直近3年間を「集中的な実証実験期間」と定めた上で、関係者間における知見共有や目指すべき姿の精緻化を経て、関係省庁などとの具体的な協議を行うことを示した。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com