セイノーHDなど、大分・佐伯でドローン物流実験

▲物流専用ドローン「AirTruck」（出所：セイノーホールディングス）

行政・団体大分県佐伯市、NEXT DELIVERY（山梨県小菅村）、生活協同組合コープおおいた、コープサービスおおいた、セイノーホールディングス、大分県は28日、2月13日に「共同配送×ドローン物流」の実証実験を実施したと発表した。本実証は、温室効果ガス排出量の削減と物流の効率化を目的とし、複数の荷主の商品を一括配送する「共同配送」とドローンによる配送を組み合わせた新スマート物流「SkyHub」を活用するもの。

今回の実証実験では、人口減少と高齢化が進む佐伯市宇目地域において、物流効率化の可能性を検証した。宇目保健センターをドローンデポと想定し、同センターにコープおおいたの宅配荷物と中津急行が配送する荷物を集約。2つの荷物を混載した専用箱を物流専用ドローン「AirTruck」に搭載し、個人宅まで片道5キロの配送を行った。

同実験では、エアロネクスト（東京都渋谷区）が開発したドローン技術を活用し、飛行レベル3.5の自動遠隔運航による配送を実施。荷物を受け取った生協組合員からは、まとめて配送される利便性を評価する声があがった。

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LOGISTICS TODAY編集部
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