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エバグリーン廣甚、自発注システム導入で物流効率化

2025年3月4日 (火)

サービス・商品シノプスは4日、エバグリーン廣甚(和歌山県湯浅町)の全47店舗において需要予測型自動発注サービス「sinops-CLOUD」の導入が完了したと発表した。発注業務の効率化を図るとともに、物流センターの負荷軽減にも寄与する。

エバグリーン廣甚は、生鮮食品スーパー「スーパーエバグリーン」やドラッグストア「エバグリーン」などを関西地方で展開する。これまで、売れた分だけ補充する定量発注方式を採用していたが、発注精度が担当者の経験や能力に依存することが課題となっており、日配食品の発注業務が手作業で行われているため大きな負担となっていた。

これらを解決するため、2022年よりsinops-CLOUDを採用し、24年10月には全店舗での運用を開始した。今回の導入により、発注作業時間は最大80%削減。さらに、需要に応じた発注を可能とし、売れ筋商品の発注量増加や、不良在庫の削減を実現した。また、特定の曜日に発注が集中することで発生していた物流センターの作業負荷を軽減するため、小型店舗を中心に発注日を調整。これにより、物流センターでの仕分け作業が最適化され、納品回数が削減された結果、店舗での品出し作業も30%削減された。

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LOGISTICS TODAY編集部
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