調査・データ物流向けロボットの開発を手掛けるラピュタロボティクス(東京都江東区)は4日、デロイトトーマツミック経済研究所(東京都千代田区)の2023年度調査で、ピッキングアシストロボット市場シェア1位になったと発表した。3年連続の1位となる。
調査は同研究所が、ロボットベンダーや海外製ロボットの国内総代理店、プラットフォームベンダー33社を対象に、昨年10月から12月にかけて実施。研究所の調査員が面談などで聞き取り調査を行った。
調査のうち、ピッキングアシストロボット市場では、倉庫内のピッキング作業を人と行うAMRを対象にヒアリングを行った。その結果、同社は2023年の市場シェアで61.4%を獲得。2位の22.9%に大きな差をつけて、1位となった。
ラピュタロボティクスのピッキングアシストロボット「ラピュタPA-AMR」は、作業担当者と協力してピッキングを行い、荷物の搬送を代行し、ピッキングルートの最適化を図ることで、生産性を向上させるとともに、担当者の歩行時間を削減し、負担を軽減する。少量多品種の小物を扱っているBtoBのパーツセンターから1ピックあたりの品数が多い日用雑貨の卸倉庫まで、さまざまな業界のニーズに対応できる。
同社は「今後もラピュタPA-AMRの機能強化を進め、物流現場での課題解決に貢献することで、ロボティクス業界をリードしていく」としている。
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