
▲「ESR 横浜幸浦ディストリビューションセンター3」外観(出所:ESR)
拠点・施設ESRは4日、横浜市金沢区に「ESR横浜幸浦ディストリビューションセンター3(横浜幸浦DC3)」が完成したと発表した。地上4階建て、延床面積16万平方メートルのマルチテナント型物流施設で、陸・海・空の主要インフラに近接し、高い物流効率を実現する。
同施設は、2022年に竣工した「DC1」、23年の「DC2」に続く3期目の施設で、ESRにとって全国36件目のプロジェクト。デザインは横浜のシンボルである海のさざ波をイメージし、白と青を基調とした外観を採用した。
40フィートのコンテナトレーラー対応のランプウェイを備え、全フロアに高床式トラックバースを54台設置。ドックレベラーは最大72台に対応し、大型貨物の効率的な荷役作業を可能にする。倉庫内は1階の耐荷重が1平方メートルあたり2トン、2階以上が1.5トンと、大型フォークリフトの使用も可能だ。
ワーカー向けの設備も充実しており、駐車場は395台、最寄り駅から徒歩15分の立地。施設内にはラウンジ、託児所、無人売店を備え、ドライバー専用の休憩室やシャワー室も完備する。
環境負荷低減のため、太陽光発電を導入し、全館LED照明を採用。CASBEE Aランク、BELS 6スター、ZEB Ready認証の取得を予定する。防災面では、ハザードマップの想定浸水高を上回る倉庫床レベルを確保し、非常用発電機も設置。停電時でも一部オフィスや倉庫の照明・給排水機能を維持できる。
敷地面積:7万4722平方メートル
延床面積:16万5263平方メートル
構造:地上4階建て・PCaPC造・免震構造
用途地域:工業地域
着工:2023年9月1日
完成:2025年2月28日
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