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ドローン完全無人化へ定時飛行の実証が成功

2025年3月7日 (金)

▲実証実験を実施した「ドローン定時飛行システム(出所:AeroFlex)

調査・データ筑波大学発ベンチャーのAeroFlex(茨城県つくば市)は7日、ドローンの「完全無人運用」を実現する定時飛行システムの実証実験に成功したと発表した。システムは事前にプログラムした時刻とルートに従い自動で飛行し、帰還後は自動でワイヤレス充電を完了する。

同社が開発中のドローン定時飛行システムは、人手なしで定期的な観測や巡回を可能にする。システムの特徴は、飛行ルートと離陸時刻の事前設定、自動離陸、そして自動帰還・充電の3点で、中でも自動帰還における「正確な着陸」技術がポイントだ。

実証実験は2025年1月に埼玉県鳩山町で実施。事前設定したルートの自動飛行から、正確な着陸位置への帰還、ワイヤレス充電までの一連の動作が「運用可能なレベル」に到達したことを初めて確認した。

AeroFlexは今後、自治体のパトロールや設備点検、農業分野での活用を見据え、リースを通じた実用化・商品化へと進む方針だ。このシステムの実現で、人手不足やコスト削減などの社会課題解決に貢献する見込みだ。

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LOGISTICS TODAY編集部
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