スカイピーク、ドローン運航検証実験を実施

調査・データ産業ドローン分野における教育・人材育成や導入支援を手がけるスカイピーク（東京都渋谷区）は8日、ドローン物流の目視外飛行を管理下での運用を前提にしたオペレーション検証の実証実験を2月27日に実施したことを発表した。この取り組みは、未来の自動化社会での重要な目視外飛行オペレーターの育成に貢献することを目指し、地域企業や自治体、地域外企業と連携して行われた。

▲ドローン物流実証実験の様子（出所：スカイピーク）

実施の背景には、現在のドローン運航事業者が各自の自動飛行ソフトウェアを使用して独自に運航オペレーションを行っている状況がある。将来、複数の事業者が空を利用する中で、無人航空機や有人航空機が同じ空域を飛行する際の安全を確保するためには、UTM（航空管制システム）の管理下での運航管理が不可欠とされる。

本実証実験は、そうした将来の安全な飛行を確保するための運用フローや航空管制システムの活用方法を検討することを目的としている。この実証実験を通じて、ドローン物流に関わるステークホルダーの連携強化や、ドローン運航の安全性向上に向けた基盤が築かれることが期待される。

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LOGISTICS TODAY編集部
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